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2006-08-31

北海道へ行って来た

家族で北海道旅行を楽しんできた。最初の目的は旭山動物園。そこからドライブで札幌方面へ行く。レンタカーと宿と飛行機のセットになったツアーで、ちょうど安くなるタイミングでした。
旭山動物園は面白いね。いろいろ話題になるだけあるって感じする。でも、山の斜面だし、おばあちゃんと孫の組み合わせにはちょいと辛い感じ。
北海道の道を運転したのは初めてなんだけど、いやぁ、あの信号の縦になっているヤツ、混雑して、大型車の多いときだと見えないね。自分の住んでいる地域だと横ならびで、混雑はげしいところだと右側(反対車線)にも信号あるから見落としすくないんだけど、大型車について行って、あぶなく赤信号で大きな交差点に入っちゃうところだったよ。信号が縦並びはいいんだけど、右側にも欲しいな。信号の位置もなんか、独特って感じがしたよ。違和感おおきかった。(笑)
二泊三日だけど、とりあえず、北海道を堪能してきました。札幌の怪しい会社を訪問したかったけど、家族旅行じゃ時間取れませんでした。残念。

2006-08-20

執筆おわり

本を書いていた。いつもの例にもれず、AutoCAD関係っす。こんどの本はCAD操作のテクニックとかの話じゃない。CADを理解するための本です。だから初心者の人が読んでもわからないかもしれない。CADを図面の清書としか考えていない人にも縁がない。CADを使って仕事を便利にしたい人だけがターゲットなんだけど、そんな本、売れるのかなあ。一部の人には校正前の原稿を読んでもらったけど、評判はよかった。忘れずに書いておくけど、カスタマイズの事例を書いた本でもありません。

2006-08-02

悲しい事件

ふじみの市のプールの事故は比較的近い場所であり、非常に悲しい事故だと思う。
でも、こういう設備系の事故が起きるたびに思うのは、このプールの設計やったところが「おまえ、何も考えてないだろう」って感じなんだよね。自分は機械屋で、開発設計とかいろいろやるけど、ちょいと見てもずさんな設計だなぁとおもう。土木、建築系の設計っていつも事故がおきるたびにそう思う。管理している人たちも、たぶん、製造工場なんかでおこなわれている安全管理とかにあてはめると、信じられない体制だと思う。

AutoCAD仲間の建築屋さんと、よく飲みながら話をするんだけど、建築、土木の設計屋って、ほんとに愚かな奴らだなぁて思うんだよ。たら、れば・・・って話になるからなんだけど、機械屋、製造工場の安全管理教育では、「事故が起きそうに感じる」ってところは必ず事故が起きるんだ。だから、だれが見ても事故が起きそうにないようになおしていくのが常識なんだけど、建築設計やってる先ほどの彼と話をしても、そういう話は興味ないみたいだもんね。

で、学生時代、卒業研究て担当してもらっていた先生が「ねじ」の世界でも有名な先生だったんで、「ねじは取り外す必要があるからねじなんで、ねじであるからには、かならずゆるむことを考えなくてはならない」って事を教わっている。つまり、単純にねじを締めただけだと、なにもしなくてもはずれることがある。ってことね。で、ゆるみ止め部品が必要なんだけど、これって、非常に微妙なんだよね。スプリングワッシャーが一般的だけど、これが原因で逆にゆるむこともある。

てな事を考えていたら「何もつくれないだろう」って事になっちゃうんだけど、それでも物は作らなければならないわけだ。だから、そこに工夫が必要であり、それが無いから、ねじが取れたらはずれちゃう格子を使っちゃうんだろうね。

使っているポンプと配管周りにかんしても、大いに疑問なんだ。あんなおおきな流路のプールの流れを作るために、なんでφ300程度の配管なんだろう。あれだと流速あがり、なおかつポンプ圧もあがり、効率悪いし、吐出圧が高いから不快な部分があって効率的じゃないだろうと思う。まあ、流体は専門じゃないからなんとも言えないんだけど、コストの問題とかもあって、あんな感じにつくっちゃうんだろうな。管径大きく、流速がもっと低ければ事故は起こらなかったんじゃないかなぁと思う。