2011-01-12

図形作図ハンドブック

ずいぶん前に書いた本だったけど、久々に人に聞かれた。あまりに懐かしかったので、ついブログにも書いてみたくなった。

この本は私が2DのCADを作る上で必要となる幾何学計算ライブラリの考え方の一部になっている。作ったときはDelphiを使ったPascalコードの計算ライブラリの一部である。この本をCADの計算、あるいは座標計算の手法として使うには基礎的な計算を行うことができるのが前提である。たとえば、2線分の交点の計算、円と線分の交点の計算、それに関連する2次方程式の判別式と、それの応用になるある点から任意の線分に対する垂線の足を求める方法。こういうのがわかってくれば座標計算、とくに円と直線に関する問題は一気に解決する。

本に書いてある基本的な作図をプログラムで記述していくと、最後は3円に接する円を計算することが可能になる。これは方程式を作って計算するのではなく、図形を求めながら計算するので、図形の位置関係による例外的な場合を的確に除外して計算できる。無理に方程式を作ろうとしても難しいだけで、あまり効率的ではなかったりする。
2つの直線に接して、ある1点を通る円とか、2点を通り、1直線に接する円など、基本的な作図のプログラミングができれば、いがいと簡単にプログラミングできる。

2008-06-25

関東地区第2回Inventor-OFFの報告

2ndinventorminioff

さる2008年6月21日(土)に関東地区で第2回のInvnetor-OFFが開催されました。前回は2003年11月ですから5年ぶりということになります。製造系ユーザーなどから再び開催して欲しいという話をいただき、製造系のAUGIjp理事が計画致しました。開催告知は5月19日、参加申込は幹事をいれて8名です。(掲示板申込6名、メール申込2名)当日は欠席もなく、飛び入り参加1名とオートデスクからの参加を合わせ11名となりました。

全体に少ない人数ですが、積極的な質疑応答や個人的な相談などについて発言があり、活発な内容の濃いOFF会となりました。次回のおおよその開催時期(9月頃)の連絡があり、盛況に終了いたしました。

私は理事ということもあり、話を先導するためにネタを持って行きます。また次のネタを仕込む準備しなくちゃなりません。ご興味ありましたらAUGijpをご覧下さい。

2008-03-31

東京OFF開催

AUG-JPの東京OFFが久々に開催される。カレッジというイベントに置き換わった事が数年あり、そのあとはAUJのイベントとの絡みで開催出来なかった。今年は開催時期を春に設定して、AUJとだぶらないようにしている。
今までだと、春に新製品がでるAutoCAD情報は大阪OFFだったけど、今年は東京で話が聞ける。スピーカーも人気のある方だし、期待できそう。そして、私も久々に東京OFFで前に立ちます。現在、ネタを仕込み中。どんなものを・・・っていうのは、すこしだけ、今回はAutoCADでサイコロが・・・・って(謎)

2007-12-05

Wish List

AUG-JPでWish Listの投票が始まりました。
メンバーシップランドで投票できます。
AUG-JP ウィッシュ投票
今年はAUG-JPとしてのWish Listだけど、来年はAUGIjpとしてまとめることになると思います。そのときは、現在AUGIが行っている4製品も扱えるよう、理事たちは踏ん張っている(と思う)はずです。

え、他の団体が・・・ってのは、そのときになってみないとどうなっているかはわかりません。
なにせ、米国のAutodesk社に正式にユーザーの要望書をだせるのは世界でただ一つAUGIだけなんです。日本のAUG-JPは日本オートデスクに提出して、そこからAutodeskに要望してもらっています。いまのところ、日本独自の仕様に関して、日本発売の製品に組み込まれたユーザー会の成果は大きい物があります。日本語フォントやら効果ありました。ペーパー空間をモデル空間にコンバートする機能(現在β版)も日本のユーザー会が根気よく、声を大きく伝えてきた成果です。今後のためにも、多くの人に感心を持って投票して頂きたいとおもっています。日本オートデスクやAutodesk社に伝えるのは項目だけじゃなく、投票数も伝えます。この数は非常に重要です。
この記事を読んでいる人によろしくお願いしたいと思います。
投票は12/24迄です。

AU報告

AU2007から帰ってきた。去年もそうだったけど、非常にしんどい一週間である。なんでこんな仕打ちを受けにわざわざラスベガスまで行くのだろうと、自分でも不思議に思う。やっぱりユーザー会を作った責任っていうのだろうなぁ。多くの人が関わって、期待されているものが多いから、その責任をとるのだろう。出来ない英会話、理解できない英語の文章。これらの洪水の中、人の助けを借りながら打ち合わせだとか、レポートだとかと、これから先の作業の手法なども覚えてきた。

で、今年はアンラッキーな事が多かった。もっともアンラッキーなのは現地の会場内無線LANに自分のノートパソをつなぐとブルースクリーンで落ちちゃうこと。さいしょは物理メモリのエラーだったから壊れたかと思った。AUに行くのは3回目ののーとだから。しかし、これは無線LANドライバのバグらしく、帰ってきたら問題はない。こまったものだ。

帰りの空港での免税店で買ったおみやげは、飛行機の出発に間に合わず、なんと別送りになってしまった。遅れて届くとおみやげとしてのありがたみが薄れる。こまったものだ。

その他、帰ってきたら「え~」というような仕事の事がいろいろあった。まあ、一週間もあけたのだからしかたないだろう。AUの内容については時間があったら、すこしすこしまとめて行こうと思う。
もしユーザ会をしっっていて、AUに行ったメンバーを知っていて、彼、彼女らのブログのURLをしっていれば、そちらの方が多くの記事になっていると思う。

2007-11-24

AU出発前

あさっての出発を控え、仕事の区切り、荷物まとめで忙しい。今回のAU派遣は来年より行われるAUジャパンのために本場AUを経験したユーザの確保、そして本番での役割分担をになうためにオートデスクがユーザ会に対して派遣者を要請してきた。AUG-JP以外のユーザ会も理事が中心となって参加している。20数人のちょいとおおきなツアーとなっている。
いままでAU参加っていうと個人レベルでの移動とか多く、けっこう難儀することがおおかったけど、ことしは人数いるし、日本人向けツアーデスクももうけられる。現地で日本人を対象にしたパーティもあるという。まあ、夢みたいなはなしだけど、しっかりしているのは、いろいろなセッションの抗議を受けて、そのレポートを提出する必要があること。来年におこなわれるAUジャパンに働いてもらうことが条件である。AUG-JPのメンバーは毎年、毎度のことだから、問題ないんだけど、他のユーザ会は「遊びのご招待」と思っているひともいるんだろうなぁ。まあ、そういう輩は現地で教育してくることになるだろう(笑)。
 去年の派遣では米国ユーザ会AUGIの理事と会議、会議の連続だった。親善大使の役割もあるから、いろいろな国から参加した人と太刀との交流会も参加することになっていた。今年も同じである。セッション受講もあるけれど、それ以外にAUGI運営側との会議やら懇親会などが予定されている。非常につかれるんだ。
まあ、「ただ程高い物はない」というのがよく感じる1週間は来週である。

2007-09-26

AUG-JP名古屋OFF

ユーザ会の名古屋OFFが開催される。ユーザ会ならではの話が並んでいる。聞きに行きたいが残炎ながら出席できない。その鬱憤をバーナー貼ってはらします。(謎)

2007-08-30

業務連絡

毎年の夏の終わりにやっている「CADの語らい」を行います。
関係者は私に連絡を入れること、あるいは参加表明すること。
今年は9/14(金)の予定です。

さて、今年は人があつまるでしょうか・・・・・

2007-08-27

AU2007

Googleで研削すると「携帯」のサイトばっかりみつかるが、そーじゃない。
http://au.autodesk.com/2007/?CFID=1310537&CFTOKEN=46982924

どうやら今年も行かなきゃならないようである。
自費でいくのじゃないから、けっこうしんどいよ。
ただぼど高い物はないって事だな。

2007-01-28

ご返事はここで

仲間内では知ってることだと思うけど、よく「質問メール」が来ます。ちょうど名古屋OFFに出かけている間にも届きました。

>Subject: 問い合わせさせていただきます
>Date: Sat, 27 Jan 2007 11:15:14 +0900
>
>
>AutoCad2000LTi で、勉強中ですが、お伺いしたいことがございまして、もし差し支えございませんでしたら、ご指導いただけませんでしょうか、よろしくお願いいたします。
>
>円、楕円を書くときに、円の中心に軸が出来て、そこから大きさを調整しますが、中心でなく円の端から円を描くような設定は出来ないでしょうか。
>
>
>
>
>書いた円、図形をブロック保存、または何かの方法でその部分だけを保存したいのですが、「ブロックとして貼り付け」が出来なく、右クリックしますと「ブロックとして貼り付けと原点の座標に貼り付け」が、設定されていないのか、文字が白くなっています。
>
>設定の方法かなにかが、原因と思いますが、ご指導いただくことが出来ませんでしょうか。
>
>
>よろしく、お願いいたします。
>
>失礼いたします。

このブログを管理している彩ネットのアドレスで届くから、書籍あるいは彩ネットのページを見ているのだとおもうんだよね。
丁寧に書かれているけど、質問の前に気をつけてください。
1.製品名は正確に! これだけでも答える気がなくなります。質問者の心が見えます。
2.図形の特徴を説明するときは、常識的な言葉をつかってください。円の端って・・・なんでしょう。
3.あなたがうまく説明出来ないことは、私が聞いてもよくわかりません。2つめの質問は雰囲気がわかるけど、聞かれていることがわかりません。

ということで、私はAutoCADを無償で教えているわけでもなく、知らない人にでも親切に教える事もしておりません。「教えてあげるよ」って人に聞いてみてください。私はホームページに関して表示していることはお答えしなくてはならないと思いますが、それ以上はお断りします。質問者には1件のメールでも、私にとっては「知らない人からの多数の不振なメール、不愉快なメール」となります。
ご自身で努力して知識を身につけることは可能です。私だって、AutoCADのヘルプ、取説は何回も読みました。人に聞く時は言葉使いもそうですが、AutoCADに関わる名称などがちゃんと伝わるように心がけます。操作の言葉もヘルプに使われるような言葉を選びます。

と、書いておいて、しばらくは「不審なメール」がこなくなればいいなぁ・・・